DSPラジオと、I2C通信/1-Wire通信
   PICマイコンとBASICで広がる電子工作D
は じ め に
 すでにお届けしてある『PICマイコンとBASICで広がる電子工作』(CQ出版社刊)では、従来の電子工作を「電子回路方式」、これからの時代の電子工作を「プログラム方式」と名付けました。そして、CD-ROM@〜Cではプログラム方式の電子工作を紹介しました。
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 マイコン制御のDSPラジオについてはCD-ROMCでもやってみましたが、CD-ROMDの第1章〜第3章では電源電圧を3.3Vとする、いわゆる低電圧動作をさせてみることにしました。なお、PICマイコンが4V以下で働かないのは、PBPのデフォールトでブラウンアウトリセット(BOR)がONになっているからでした。これで、市販のモジュールとPICマイコンを使ったDSPラジオは完成です。
 第4章〜第8章では、市販の温度計や湿度計、照度計のモジュールやデバイスとPICマイコンの間で通信をしますが、特筆すべきはハードウェアを共通にした点です。ハードウェアを共通にすることによって、工作はずいぶん楽になりました。
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 使用するプログラミング環境は、コンパイラーを持っている略称PBP3
(注1、旧 PBP) で、PICマイコンにプログラムを書き込むためのライターはPICマイコンライター (注2) です。これらについては、第0章でその導入法を徹底的に説明してあります。
                                      2018年5月 丹羽 一夫

注1:PicBasic Pro Compiler Ver.3.0 (略称PBP3、マイクロテクニカ)
注2:AKI-PICプログラマー Ver.4(秋月電子通商)

 第0章  BASIC(PBP)とPICマイコンでプログラム方式の電子工作を楽しもう
 第1章  I2C、3.3V動作M6955を使ったAM-FM DSPラジオの製作
第2章  I2C、3.3V動作RDA5830Mを使ったAM-FM DSPラジオの製作
第3章  I2C、3.3V動作RDA5807-Mを使ったFM DSPラジオの製作
第4章  I2C、3.3V、ハード共通S-5851A使用−40〜50℃温度計の製作
第5章  I2C、3.3V、ハード共通M-TMP102使用の温度計とアラートの応用
第6章  I2C、3.3V、ハード共通照度センサM1750-5Pを使った照度計
第7章  I2C、5V、ハード共通DS18B20使用−10〜+50℃室内温度計の製作
 第8   I2C、5V、ハード共通湿温度センサーDHT11使用温度湿度計の製作
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