LCD(液晶ディスプレイ)を使いこなす
PICマイコンとBASICで楽しむ電子工作B
は じ め に
 すでにお届けしてある『PICマイコンとBASICで広がる電子工作』(CQ出版社刊)では、従来の電子工作を「電子回路方式」、これからの時代の電子工作を「プログラム方式」と名付けました。そして、CD-ROM@とCD-ROMAではプログラム方式の電子工作を紹介しました。
 このCD-ROMBでは、PICマイコンとPBP3 (注1、旧 PBP) でLCDを制御してみました。LCDを使うのは始めてで、最初はうまくいくか心配したのですが、思ったよりもうまくいきました。
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 一般的には、PICマイコンの電子工作ではプログラムは別に供給されるのが普通ですが、これでは電子工作の楽しみが半減します。本CD-ROMでは、プログラムを自分で組みます。そのプログラムは、かつてPC8001で体験したBASICプログラミングと同じです。
 使用するプログラミング環境は、コンパイラーを持っている略称PBP3 (注1、旧 PBP) で、PICマイコンにプログラムを書き込むためのライターはPICマイコンライター (注2) です。これらについては、
第0章でその導入法を徹底的に説明してあります。

                                         2014年12月 丹羽 一夫
注1:PicBasic Pro Compiler Ver.3.0 (略称PBP3、マイクロテクニカ)
注2:AKI-PICプログラマー Ver.4(秋月電子通商)

 第0章  BASIC(PBP)とPICマイコンでプログラム方式の電子工作を楽しもう
 第1章  EEPROMを活用、電子メトロノームの製
第2章  50kHzまで測れる周波数カウンタの製作
第3章  DVMに挑戦、DC 1/10Vデジタル電圧計の製作
第4章  不快指数も表示する気温/湿度計の製作
第5章  パソコンを入力装置に使う各種換算装置の製作
第6章  符号PICとデータPICを分離したモールス符号発生装置の製作
第7章  20文字×4行の大型LCDモジュールを使ったL、C、f 計算装置の製作
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